
なぜ Well is は「脱・東京一極集中」を目指すのか
~ウェルビーイング経営支援を通じて実現したいこと~
わたしが「脱・東京一極集中」を目指す理由は、
今の日本の働き方と社会構造のままでは、
人も企業も、そして地域も持続不可能だと感じているからです。
人口減少、少子高齢化、そして東京一極集中。
これらが重なり合うことで、地方では人手が不足し、
特に第一次産業の衰退が急速に進んでいます。
農業・林業・漁業といった第一次産業は、
日本の暮らしを根底で支えてきた存在です。
もしこの基盤がさらに弱くなれば、
食料や地域経済だけでなく、
日本そのものの持続可能性が揺らぐことになります。
一方で、都市部、とりわけ東京には人が集中し続け、
長時間労働や場所に縛られた働き方の中で、
能力があっても働き続けられない人が生まれています。
本来であれば、
地方には「関わりたい」「働きたい」人がいて、
企業には「人が足りない」という課題があります。
それにもかかわらず、
「働く場所が固定されている」という理由だけで、
両者は分断されたままです。
Well is がウェルビーイング経営支援を通じて実現したいのは、
単に働く人の満足度を高めることではありません。
場所に縛られない働き方を、制度として実装する
東京にいなくても、企業で価値を発揮できる仕組みをつくる
複業や関係人口として、地域と関わる人を増やす
そうした一つひとつの積み重ねが、
人が東京に集中しなくても成り立つ社会、
そして地域と産業が持続する未来につながると考えています。
この流れを止められるのは、
次の世代ではありません。
いま働いている、わたしたちの世代です。
Well is は、
ウェルビーイング経営を「理念」で終わらせず、
実際に働き方が変わり、住む場所と生き方の選択肢が広がるところまでを支援します。
人が分散し、地域が活き、
第一次産業を含めた日本の土台が守られる社会へ。
それが、Well is が「脱・東京一極集中」を目指す理由です。
Well is 代表 江口勝彦
